遂にFacebookからVR会議室アプリ「Horizon Workrooms」が無料でリリースされました。
VRユーザーは最大16名、ビデオ通話のユーザーを含めると最大50名参加することができるバーチャル会議アプリです。
これまでにSpatialやBigscreenなどのVRに対応しているバーチャル空間のアプリがありましたが、今回発表されたHorizon Workroomsはどのような特徴があるのでしょうか?
Workroomsに対するマークザッカーバーグのコメントやFacebookとしてのビジョンなども紹介しています。
目次
Horizon Workroomsの概要
ゲームモード:マルチプレイヤー、シングルユーザー 対応プレイヤーモード:座ってプレイ、歩行モード、立ってプレイ 対応コントローラー:ジェスチャーコントロール、Oculus Touch カテゴリ:アプリ ジャンル:生産性アップ 言語:英語 開発者:Facebook VR パブリッシャー:Facebook VR リリース日:2021年8月19日 価格:無料
ウェブサイト:http://www.oculus.com/workrooms
Facebook関係者のコメント
Mark Zuckerbergは、早速Workroomsを使い初めてのVRインタビューを実施。
マークは、「私はメタバースを次世代のインターネットだと思っている。私たちが携帯電話やコンピューターの画面で見るインターネットではなく、私たちが参加している、または内側にいることができるインターネットであると考えることができます。」と述べています。
つづけて、「基本的には人と一緒に座って仕事をしたり、ブレインストーミングやホワイトボードでアイデアをだしたりすることができます。VRで参加できない人は、ビデオ会議に参加することができます。これは非常に素晴らしい体験であり、同僚と一緒にいるような気分になります。」とコメント。
最後には「現在、人々は私たちをソーシャルメディア企業だと思っているが、5年後、私たちがうまく仕事をすれば、人々は私たちを主にメタバース企業と見なすようになると思います。」と力強く語りました。
今後がとても楽しみですね。
フルの映像を見たい方はCBC NEWSでご覧いただけます。
マークのアバターは本人そっくりです。
.@GayleKing and Mark Zuckerberg conduct their first-ever virtual reality interview in Facebook’s new “Horizon Workrooms,” a VR app that allows coworkers to interact in virtual offices. https://t.co/aVCtQu2pJi pic.twitter.com/koqNvmnHJU
— CBS This Morning (@CBSThisMorning) August 19, 2021
Facebook AppのVP(バイスプレジデント)であるBozも、「Workroomsはチームが離れていても一緒にいるように感じることができるように構築されています。私たちが現在使っているツールは、創造性とつながりは希薄でした。しかし、Workroomsではそれを埋めることができると信じています。」とコメントしています。
Horizon Workrooms is now open for collaboration, built for teams to feel like they’re together despite being apart. The tools we currently have serve people to a certain degree, but we’ve lost the ability to be creative and connected, a gap we believe Workrooms can bridge. pic.twitter.com/TOSyiinKOl
— Boz (@boztank) August 19, 2021
Workroomsの機能
外部ハードウェアをVRに持ち込む
Workroomsは、物理的なデスクと互換性のあるキーボードをバーチャル会議テーブルに持ち込むことができます。
MacおよびWindows用のOculusリモートデスクトップアプリを組み合わせると、VRからコンピューターにすばやくアクセスすることができます。
会議中にメモを取り、ファイルをVRに取り込み、画面を共有することも可能。
一緒にいるかのような感覚
改良されたOculusアバターと空間オーディオテクノロジーを駆使して、より人とのつながりを感じ、より自然な会話を楽しめます。
今年の頭にリリースした新しいアバターは、より表現力豊かで自然な感じするため、同僚と一緒にいるような気分になります。
高品質で低遅延の空間オーディオを使用すると、実際の部屋で聞こえるように周囲の人の声が聞こえ会話がスムーズになります。
バーチャルホワイトボード
Workroomsには無限のホワイトボードスペースがあり、リアルタイムにスケッチすることができます。
コントローラーをひっくり返してペンのように書くことで、コントローラーの新しい使い方も生まれました。
コンピューターの画像をホワイトボードに貼り付け、参加者とレビューをすることもできます。
作業が終了したら、VRからホワイトボードをエクスポートしてコンピューター上で画像として共有することもできます。
自由な部屋のカスタマイズ
ニーズに合わせてバーチャルルームのレイアウトをカスタマイズすることができます。
あらゆるシチュエーションに対応する椅子のレイアウトがあり、部屋全体がグループのサイズに合わせて拡大&縮小されます。
VR以外にもビデオ通話で参加可能
すべての人がVRヘッドセットをもっているわけではないため、コンピューターからビデオ通話で参加することもできます。
会議のリンクを共有するだけで、ゲストを招待することも可能。
ビデオでの参加者は、実際の会議室と同じようにバーチャルルームのビデオ画面に表示されます。
手を使用する設計
ワークルームは、コントローラーではなく手を使った入力をメインとして設計されています。これにより、より自然で表現力豊かなソーシャルエクスペリエンスを生み出します。
必要に応じてキーボードやコントローラーなどの物理ツールを簡単に切り替えることもできます。
会議メモ、ファイル共有、カレンダー統合、チャット
Facebookが利用できる国で提供されているWorkrooms Webアプリを使用すると、共同作業が簡単になります。
Workroomsのすべての部屋には、会議中にメモやTo Doリストをキャプチャーしたり、リンクやファイルを共有したり、チームとチャットすることができます。
OutlookやGoogleカレンダーを同期して、会議のスケジュール設定や招待状の送信を簡単にすることもできます。
Workroomsの始め方
Workroomsを始めるには、①Workroomsの公式ページでの登録と②Oculusアプリのインストールが必要です。
登録方法をスライド式で解説していますが、基本的には画面の指示通りに進めていけば問題なく完了します。
ヘッドセットのペアリングとリモートデスクトップのインストールも簡単にできますよ。
また、バーチャル空間上にキーボードを持ち込むことができます。
ただし対応しているキーボードは限られているので注意してください。
- Apple Magic Keyboard
- Logitech K830
- MacBook Pro 13” (2016-2020)
- MacBook Pro 15”
- MacBook Pro 16”
KENさん最近すごい更新してますね
すごいです!
Kenty!いつもありがとう!!